JINで知られる村上もとかが30年前に描いた短編「クライマー列伝」が業界に与えた影響とは? [名作紹介]
山登り漫画といえば「岳」とか「神々の山嶺」とかが有名だが、自分が真っ先に思い出すのは「クライマー列伝」。「JIN」で知られる村上もとかが1980年から2年間に渡りビッグコミックに描いた全10話の短編だ。
その頃、村上もとかのイメージといえばアニメ化もされた剣道漫画「六三四の剣」であるが、ファミコン版ではよく遊んでいたものの、触れる機会が無かった。だが、なぜか実家にはクライマー列伝の単行本が2冊あったのである(初期単行本は全2巻だった)。
子供が読んで面白がるような漫画でもないが、とにかくその凄まじい画力に圧倒された。鍛え抜かれた体とわずかな装備で岩山を登っていく描写とか、本当にすごい。
ちなみに麻雀漫画の傑作で片山まさゆきの「ぎゅわんぶらあ自己中心派」にも「クライマー列伝」のパロディ回が存在する。10回で終わった漫画のパロディ漫画なんて、なかなか無いのでは無いか。いや、無いこともないけども。木多康昭が打ち切り漫画をせせら笑うぐらいでは無いだろうか。それほどまでにこのクライマー列伝という短編が業界に与えた衝撃は大きかったということなのだろうか。
オリジナル
片山まさゆき版
ちなみに祐三さんというのは、後に「サザンアイズ」で大ヒットを飛ばす高田裕三である。
ちなみに自分が所有するクライマー列伝は2011年に一冊にまとめられて出版された文庫版で、作者のメイキングインタビューが収録されている。
その頃、村上もとかのイメージといえばアニメ化もされた剣道漫画「六三四の剣」であるが、ファミコン版ではよく遊んでいたものの、触れる機会が無かった。だが、なぜか実家にはクライマー列伝の単行本が2冊あったのである(初期単行本は全2巻だった)。
子供が読んで面白がるような漫画でもないが、とにかくその凄まじい画力に圧倒された。鍛え抜かれた体とわずかな装備で岩山を登っていく描写とか、本当にすごい。
ちなみに麻雀漫画の傑作で片山まさゆきの「ぎゅわんぶらあ自己中心派」にも「クライマー列伝」のパロディ回が存在する。10回で終わった漫画のパロディ漫画なんて、なかなか無いのでは無いか。いや、無いこともないけども。木多康昭が打ち切り漫画をせせら笑うぐらいでは無いだろうか。それほどまでにこのクライマー列伝という短編が業界に与えた衝撃は大きかったということなのだろうか。
オリジナル
片山まさゆき版
ちなみに祐三さんというのは、後に「サザンアイズ」で大ヒットを飛ばす高田裕三である。
ちなみに自分が所有するクライマー列伝は2011年に一冊にまとめられて出版された文庫版で、作者のメイキングインタビューが収録されている。
2018-09-15 07:01
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0