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モテかセクハラか。元東京都知事が語る、おさわりの極意とは?猪瀬直樹の「ラストニュース」 [モテる漫画]

電車に乗れば必ずつり革を両手で掴み、痴漢に間違われないようにしてきた。職場なんかでも、極力女性には触れないように細心の注意を払うように体が染み付いている。セクハラと訴えられるのが怖いというか、そもそも女性が怖いからといった方が正しいかもしれない。

だが、最近はちょっと考えを根本的に変えないといけないかもと思い始めてきた。危険を承知で女性に触っていこうと思って実践している。こないだ勤務先にいる女子大生にすれ違いざま背中を触ってみた。ちょっとやり過ぎかなと思ったが、その後ライン交換に発展し、彼女の方から食事に行く提案があった。要点だけ書くと陳腐すぎるぐらい極端に上手くいってしまったので、その日は興奮して眠れなかった。単純に触ったからそうなったわけではなく、ほかに前段階として色々と細かい技術を使ってる。もちろん運もあった。

女性のためのモテテクにボディタッチがあるが、男性でも有効だということである。頭ぽんぽんとかは有名だが、有名になり過ぎてからは使ってない。触るのは有効だということだし、むしろ触っていかなければならないと思う。だがある程度相手のキャラクターの見極めが必要で、何より好感度がなければならない。そこを見誤ってしまうとセクハラになってしまう。どこまでも感覚を研ぎ澄ませることが必須となるリスキーな戦略ではある。

 
ちょっと違うかもだけど、そんな漫画があったなあと思い出したのが弘兼憲史作画、猪瀬直樹元東京都知事原作の「ラストニュース」8巻だ。優秀な新人の女子アナウンサーが、政治家の「選挙民というのは…言ってみれば、まあ、女みたいなもんだろな。いつも声をかけてやって、時にはやさしく触ってやる… これが基本ですな。」という発言を聞き逃さず、セクハラとしてニュースで取り上げようとする話。
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主人公のプロデューサーはその企画を没だと一刀両断。
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憤慨する女子アナウンサーだったが、教育係のADが「切り抜き」による誤解だと諭し、女子アナが反省して終わる。
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なかなか怖い、いかにもありそうな話だ。

「いつも声をかけてやって、時にはやさしく触ってやる…」
決して声に出して使えないフレーズだが、意外と字面通り受け取っても真実っぽいなあと、ずっと記憶に残っている一コマである。
 




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