幕末の二大巨頭が愛した短い歌を残した長井雅楽(うた)。 [心に残る1コマ]
コミック乱連載の「風雲児たち幕末編」。
長井雅楽(ながいうた)の辞世の句のエピソードが面白い。


(画像は拾い物)
坂本龍馬と大村益次郎という非業の死を遂げた幕末の二代巨頭がその句を気に入り、持ち歩いていたことから、遺品整理の際に遺族が辞世の句と勘違い。世間でもしばらくそういった誤解が続いたという。


長井雅楽は幕府打倒の二大勢力である長州の人間。
漫画での扱いはあまり良くない。
平凡な人の良いおじさん的な描写のされ方だと思う。
大してすごいこともない建白書「航海遠略策」が時期的にうまい具合にハマってメガヒット。ヒットチャート1位に輝く。しかしまた時代の流れが代わり、手のひら返しの大バッシングを受け、切腹に追い込まれる。しかし彼は大人しく自分の運命を受け入れる。。。という感じに作者のみなもと太郎は長井雅楽を描写している。
その長井雅楽が残し、龍馬と益次郎がハマったという辞世の句を見て「んんん?」と思った。
「君がため身を捨つる命は惜しからで ただ思はるる国のゆくすえ」
これって小山ゆうの「お〜い!竜馬」にあったぞ?
岡田以蔵が吉田東洋の縁者に一目惚れ。
ラブレターの書き方を相談された竜馬が考えた歌がこれ。
「君がため、捨つる命は惜しまねど、心にかかる国のゆく末」


吉田東洋暗殺を盛り上げるための装置の一つであり、フィクションであることは読者には明白。しかし原作の武田鉄矢が、龍馬の辞世の句を勘違いしていなければ出てこない発想である。とすると、この句が長井雅楽のものであると知られたのは割と最近なのだろうか。調べてみたが、その辺はよくわからなかった。ちなみに「お〜い!竜馬」は1986年から10年間連載されていた。

長井雅楽(ながいうた)の辞世の句のエピソードが面白い。

(画像は拾い物)
坂本龍馬と大村益次郎という非業の死を遂げた幕末の二代巨頭がその句を気に入り、持ち歩いていたことから、遺品整理の際に遺族が辞世の句と勘違い。世間でもしばらくそういった誤解が続いたという。

長井雅楽は幕府打倒の二大勢力である長州の人間。
漫画での扱いはあまり良くない。
平凡な人の良いおじさん的な描写のされ方だと思う。
大してすごいこともない建白書「航海遠略策」が時期的にうまい具合にハマってメガヒット。ヒットチャート1位に輝く。しかしまた時代の流れが代わり、手のひら返しの大バッシングを受け、切腹に追い込まれる。しかし彼は大人しく自分の運命を受け入れる。。。という感じに作者のみなもと太郎は長井雅楽を描写している。
その長井雅楽が残し、龍馬と益次郎がハマったという辞世の句を見て「んんん?」と思った。
「君がため身を捨つる命は惜しからで ただ思はるる国のゆくすえ」
これって小山ゆうの「お〜い!竜馬」にあったぞ?
岡田以蔵が吉田東洋の縁者に一目惚れ。
ラブレターの書き方を相談された竜馬が考えた歌がこれ。
「君がため、捨つる命は惜しまねど、心にかかる国のゆく末」

吉田東洋暗殺を盛り上げるための装置の一つであり、フィクションであることは読者には明白。しかし原作の武田鉄矢が、龍馬の辞世の句を勘違いしていなければ出てこない発想である。とすると、この句が長井雅楽のものであると知られたのは割と最近なのだろうか。調べてみたが、その辺はよくわからなかった。ちなみに「お〜い!竜馬」は1986年から10年間連載されていた。

お~い! 竜馬 文庫版 コミック 全14巻セット (小学館文庫)
- 作者: 武田 鉄矢
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: 文庫
2018-03-15 15:41
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