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漫画業界の究極のタブー、アシスタント問題が炎上!疑惑の佐渡島庸平が読める鈴木みその「でんしょのはなし」 [漫画の描き方が書かない漫画の描き方]

うすた京介が業界のパンドラの箱を開けてしまった。
三田紀房の職場ホワイト宣言が過去の実態とかけ離れたものであるため疑わしいと訴えた元アシスタントに対し、「嫌なら辞めろ」発言。漫画業界の究極のタブーを広く認知させる結果となった。これをきっかけに漫画業界が崩壊する可能性はないこともない。

以前から、業界のタブーに異常とも思える執念を燃やしてきてうっとおしかった佐藤秀峰が、早くからこのタブーにも取り組んでいると知ったのは180度印象を変える出来事だった。常識人過ぎる。問題の発端となった三田紀房の職場ホワイト宣言が、プロデューサーの演出ではないかとする推理は卓見だ。三田紀房には佐渡島庸平という売れっ子編集者がマネージメントを行なっているらしい。炎上の第一人者、志々雄真実における佐渡島方治のような関係だ。

その佐渡島庸平がどんな人か読めるのが鈴木みその「でんしょのはなし」。電子書籍の現場はどうなっているか。2013〜15年に描かれた漫画だ。佐渡島以外にもAmazonやDMMなどにも取材を行っており、それが大変に面白い。今読んでもパラダイムシフト(目からウロコ)な内容だ。
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ネット時代の漫画の売り方について色々と模索をしている。
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漫画を売る「導線」についてもっと考えるべきなのではという話は興味深い。
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ヴィレッジバンガードとか、そういうヒントがあるやね。
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彼の演出という疑惑が持たれている三田紀房の職場ホワイト宣言ですが、「作画の外注」ってあるけども、外注先がブラックになるだけなんじゃないかなあと思う。ゼンジョーホールディングスがバイトを外注扱いしてブラックを否定したみたいな。

 

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  • 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
  • 発売日: 2015/06/30
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