この2巻が発売されなかった漫画がすごい賞を受賞!中島三千恒の「建安マエストロ」 [歴史漫画]
「建安マエストロ!」という漫画が面白かった。
三国志の曹操の息子で、のちに後継者争いをする秀才の兄・曹丕と、天才の弟・曹植が主人公。二人とも芸術家の才能があったため、遺産相続で揉める話にも関わらずあまり醜い争いにならないのが特徴だと思う。
曹植はのちに「鶏肋」で殺される楊修を。曹丕は「これは孔明の罠だ」という名言を残した司馬懿仲達をそれぞれブレーンに迎え、直接対決へのカウントダウンが加速していく。
単行本が発売されたのは2010年。
巻末には2巻の予告まであるのだが、実際に発売はされなかったらしい。1巻が売れなかったのだろう。ガンダム専門漫画雑誌、ガンダムエースの単行本は結構売れてるように思うが、歴史系漫画雑誌が今ひとつ流行らないのはなんでだろうなあという疑問がある。宣伝の仕方が悪いのではなかろうか。この建安マエストロも最近知ったし。
これを描いた中島三千恒は今何を描いてるのかなと検索すると、前から読みたいなと思っていた「軍靴のバルツァー」を描いていた人だった。売れてるじゃん。よかった。バルツァーもそのうち読もう。
曹丕といえば、于禁命乞いの図を描いて、命からがら帰ってきた本人に見せびらかせて死に追い込むというような事もしてましたが、それをどう漫画化するのか読んでみたかったなあ。もう一つ、作中で取り上げられる詩の良さが今ひとつ伝わってこないのも惜しい。
三国志の曹操の息子で、のちに後継者争いをする秀才の兄・曹丕と、天才の弟・曹植が主人公。二人とも芸術家の才能があったため、遺産相続で揉める話にも関わらずあまり醜い争いにならないのが特徴だと思う。
曹植はのちに「鶏肋」で殺される楊修を。曹丕は「これは孔明の罠だ」という名言を残した司馬懿仲達をそれぞれブレーンに迎え、直接対決へのカウントダウンが加速していく。
単行本が発売されたのは2010年。
巻末には2巻の予告まであるのだが、実際に発売はされなかったらしい。1巻が売れなかったのだろう。ガンダム専門漫画雑誌、ガンダムエースの単行本は結構売れてるように思うが、歴史系漫画雑誌が今ひとつ流行らないのはなんでだろうなあという疑問がある。宣伝の仕方が悪いのではなかろうか。この建安マエストロも最近知ったし。
これを描いた中島三千恒は今何を描いてるのかなと検索すると、前から読みたいなと思っていた「軍靴のバルツァー」を描いていた人だった。売れてるじゃん。よかった。バルツァーもそのうち読もう。
曹丕といえば、于禁命乞いの図を描いて、命からがら帰ってきた本人に見せびらかせて死に追い込むというような事もしてましたが、それをどう漫画化するのか読んでみたかったなあ。もう一つ、作中で取り上げられる詩の良さが今ひとつ伝わってこないのも惜しい。
魏志 文帝紀 建安マエストロ! 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
- 作者: 中島 三千恒
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/02/23
- メディア: コミック
2017-12-20 01:04
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