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7ページの漫画のために800円出して購入!伝説的クソゲーのメイキングが読める「大好きスーファミ俱楽部mini」 [ゲーム]

立ち読みした「大好きスーファミ俱楽部mini」というムックに掲載されていた相原コージのオマケ漫画が大ヒット。ミニスーファミ発売に便乗した内容の薄い本で800円もするけども、この7ページの漫画欲しさに散々迷って購入。ちなみに自分にとって相原コージは嫌いな作家。サルでも描けるまんが教室」ぐらいしか買ったことない。なんか神経質そうで意識高いというイメージ。そんな漫画家のためにページ単価100円以上払ってしまうぐらい面白かった。嫁日記の作者の有料ウェブ漫画1話100円はずっと躊躇っているというのに。。。(早く単行本にならないかなあ)
摩訶摩訶.png
漫画の内容は作者が関わったロールプレイングゲーム制作について。「摩訶摩訶」と「イデアの日」だ。どちらもやったことがないが「摩訶摩訶」は見た目からしてインパクトがあり、ゲーム雑誌でよく特集されていた。今でもたまにやってみようかなと思ったりもするのだが、調べてみるとバグが多すぎるクソゲーという評価が多く、その都度やる気を失う。漫画の中でも「スーパーファミコンクソゲー番付」で紹介されたと書いている。このムックも購入していたのだが、確認すると巻頭に取り上げられている。
摩訶摩訶4.png
「例えば、キャラの体が半分消える、船が増殖する、ウィンドウの色が変わる、装備を変えるときに防御が一ケタに下がってしまうなどの軽度な(?)バグから、フィールド上で主人公以外の技が使えない、ダンジョンの階段に入ると全く関係のない場所へワープしてしまうといった地名的なバグもあり、せっかく進めたのにリセットを余儀なくされることも。しかも、エンディングのスタッフロールまで文字化けしていたりと、終始バグのオンパレードなのだ。」

そんな事も買う前は分からない。結構売れたのだろう。
ゲームを製作したメーカーから第二弾を持ちかけられ、かなりの情熱を注いだ「イデアの日」は全く売れず作者はゲーム制作を辞めたそうだ。ファイナルファンタジー6の発売時期と重なったことも敗因として挙げているけども、やはり「摩訶摩訶」でユーザーの信用を失ったということなんだと思う。
摩訶摩訶3.png
摩訶摩訶を発売したシグマ商事
ファミコンで「必殺道場破り」という変わったゲームで参入したことを強く覚えている。他にはメガドライブで「サイオブレード」というSFアドベンチャーゲームをやったぐらいの思い出しかない。そんな会社もかなり儲かっていたという。「サルまん」でコンビを組んだ竹熊氏と相原氏が当時かなりRPGにハマり、こんなのが出てきたら漫画は終わりとまで思ったと描いていて、何か忘れた記憶が戻ってきたような気がする。それぐらい当時のRPGには可能性を感じた。それから何度も世界を救わされ、結局表現の幅はそれほど広くないと気づいてしまうのだけれど。
摩訶摩訶2.png

ちなみにKindle読み放題でも読めるそうです。
前号はツルピカハゲ丸ののむらしんぼが描いているのだとか。


大好き!スーファミ倶楽部mini (サクラBooks)

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  • 出版社/メーカー: 笠倉出版社
  • 発売日: 2017/10/31
  • メディア: Kindle版

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