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エイズなんてどんとこい?エイズが気軽にネタにされた時代。 [心に残る1コマ]

アニパロコミックスについて調べていたら、三条陸が須田留貧(すたるひん)というペンネームでみんだ★なおと組んでいたという書き込みを見つけた。へえー、知らなかった。なるほど、みのり書房に出入りしていたので堀井雄二と絡みがあった(出入りする前からの知人なのかもしれないが)。そこからダイの大冒険の仕事が来るわけね。今やスーパーヒーロータイムの脚本家だ。

ところで、「アニパロ作家の誰かがエイズになったというお知らせを見た記憶がある」という書き込みを見つけた。
スタルヒン1.png
調べてみたら須田留貧だった(他1名)。
スタルヒン2.png
1986年のアニパロコミックス11号から。

まあ、たちの悪いブラックジョークなんだろうけど。
エイズという病名のインパクトは当時ものすごかった記憶がある。こち亀の「エイズなんてどんとこいだ!」というセリフが修正されたのは有名だ。当時は割と気軽にネタにされていた。特にゲイがなる病気というイメージが強かったため、腐女子御用達雑誌でネタにする作家がいるのは避けられなかったところだ。

アニパロ時代の三条陸の仕事がどうだったのかといえば、正直良いものとは思えなかった。
スタルヒン3.png
まだ雑誌の路線が固まる前で、当時読者が欲している作風とはズレがあったように思う。それはパロディ漫画で名を馳せたというみんだ★なおであっても同様だった。アニパロコミックスはほぼ女性の感性で作られていく雑誌で、手垢のついた男性作家はお呼びじゃなかったのである。

 

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