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1965年の斎藤一。るろうに剣心北海道編を読む前に見るべきTVドラマ「新選組血風録」3 [名作紹介]

るろうに剣心北海道編を読む前に見るべき1965年のTVドラマ「新選組血風録」。左右田一平の斎藤一が主役になる3回目は19話「あかね雲

 
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ついに新選組が京都を去る時期がやってきた。
そんなある日、斎藤一はテロリストとのチャンバラに一人の少女を巻き込んでしまう。少女に怪我はなかったが、心配した斎藤は色々と彼女の事情を聞く。少女の名はおしづ。占いを書いた紙を売り歩いて生計を立てているが、売り上げはさっぱり。不憫に思った斎藤は、占いを全て買い占める。恐縮するおしづに、斎藤は「いいんだ。おじちゃん毎日楽しみに(占いを)開けるから。」と代金を渡して去る。ちなみに1枚目の占いを開けると結果は「凶」。
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数日後、屯所におしづが斎藤を訪ねてくる。
占いが全て売れたのを不審に思った保護者が、おしづの言うことを信じずに折檻したのだった。泣くおしづ。斎藤は保護者の元に出向いて抗議する。保護者の男は身寄りのない子供を集めて、劣悪な環境で働かせるひどい男だった。斎藤は「今後、この子を侮辱するのは新選組を侮辱したことになるから気をつけろ!」と一喝。
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おしづと休暇を楽しむ斎藤。
天涯孤独のおしづの記憶には、故郷が海のある土地という記憶しかない。斎藤も海辺の村で育ったと聞くと、同じ場所かもしれないとおしづは喜ぶ。いつか二人でその場所を探そうと約束する二人。斎藤は京都を去る前におしづの里親を探し、財産も全て彼女に残していこうと決意する。「京都でいい思い出ができそうだよ」と沖田に話す斎藤。

おしづを引き取りに行くと、おしづは体調を悪くしていた。保護者の男によると、以前からあまり体が強くないらしい。斎藤は身分を隠し、医者におしづを預け、京都を離れる支度をする。おしづがふと目を覚ますと、隣室で医者が新選組撤退の噂話をしているのが聞こえてくる。おしづは病気の体のまま医者の元を抜け出し、斎藤に会うために屯所へ向かう。しかし途中で力尽き倒れてしまう。
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後始末をする斎藤の元に番所からおしづのことで問い合わせがくる。
番所に出向くとおしづはすでに亡くなっていた。斎藤は歯を食いしばって泣くのをこらえ、これから始まる新選組最後の戦いを踏まえ、すぐに会えるからその時は一緒におしづの故郷の浜辺を探そうと、彼女の遺体に囁くのだった。。。

 
新選組血風録ではこの話が斎藤最後の主役回になる。
彼がどうやって五稜郭で生き残るのかは実際にTVドラマを見て欲しい。

るろうに剣心」でも斎藤が子供を引き取る話がある。引き取られた三島英次は北海道編でも出て来るのだろうか?牙突を習得してきたりして。
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