2巻じゃない商法は有効なのか?!えびはら武司の「藤子スタジオアシスタント日記まいっちんぐマンガ道」 [新刊]
「藤子スタジオアシスタント日記まいっちんぐマンガ道」の新刊が出ていた。
2巻ではなく、「名作秘話編」となっていたため、
本屋で見かけた際に新刊なのかどうか判断がつかず購入をためらった。
原田久仁信の「KIMURA」も最終2巻が同時発売されていたが、まるで再編集版みたいに装丁が変わっていたので買うのをためらった。
何度も繰り返し読めた暇な学生時代と違い、一瞥しただけでは新刊かどうか判断ができない。
KIMURAなんか最後まで買ったかどうかまるで記憶にないぐらいなのだ。
おそらく通巻表記では売れないということなのだろう。
基本、続巻が出るたび、売れ行きは落ちていくものなのだから。
さて、「まいっちんぐマンガ道」もすっかり内容を忘れていたので、
2巻を読む前に一度1巻を読み返した。
作者は「まいっちんぐまち子先生」のえびはら武司。
スカートめくりやら、おっぱいタッチなど、
子供の頃はアニメの放送など楽しみに見ていたが、
大人になった今では正直少し苦手な作風である。やはり古い感じがするのだ。
しかしそこはやはり藤子F不二雄パワーである。
漫画史に名を残す超絶偉大な漫画家の近いところにいた人間の証言は貴重すぎる。
一冊1000円超えの超強気価格設定はどうかと思うが、読んで損はない一冊だ。
あの話は最終回のつもりで描いていたのかとか、
なぜここは絵柄やキャラ設定が違うんだろうとか、
子供の頃に読んでいて違和感があった部分の謎が解けたりする。
ところで、ちょうど自分ぐらいの年齢と、それより上とで、藤子不二雄観が違うと思う。
アニメを見ていた順番のせいで、ずっと「オバケのQ太郎」が「ドラえもん」の後の作品だと思っていた。
ひみつ道具も持ってない劣化版「ドラえもん」として「オバQ」を見ていたが、
実は藤子不二雄をメジャーにしたのが「オバQ」だと知ったのは結構最近。
「ドラえもん」は「オバQ」というホームランの後に出た、ウルトラ場外ホームランだったのだ。
(画像は河合克敏「帯をギュッとね!」)
2巻ではなく、「名作秘話編」となっていたため、
本屋で見かけた際に新刊なのかどうか判断がつかず購入をためらった。
原田久仁信の「KIMURA」も最終2巻が同時発売されていたが、まるで再編集版みたいに装丁が変わっていたので買うのをためらった。
何度も繰り返し読めた暇な学生時代と違い、一瞥しただけでは新刊かどうか判断ができない。
KIMURAなんか最後まで買ったかどうかまるで記憶にないぐらいなのだ。
おそらく通巻表記では売れないということなのだろう。
基本、続巻が出るたび、売れ行きは落ちていくものなのだから。
さて、「まいっちんぐマンガ道」もすっかり内容を忘れていたので、
2巻を読む前に一度1巻を読み返した。
作者は「まいっちんぐまち子先生」のえびはら武司。
スカートめくりやら、おっぱいタッチなど、
子供の頃はアニメの放送など楽しみに見ていたが、
大人になった今では正直少し苦手な作風である。やはり古い感じがするのだ。
しかしそこはやはり藤子F不二雄パワーである。
漫画史に名を残す超絶偉大な漫画家の近いところにいた人間の証言は貴重すぎる。
一冊1000円超えの超強気価格設定はどうかと思うが、読んで損はない一冊だ。
あの話は最終回のつもりで描いていたのかとか、
なぜここは絵柄やキャラ設定が違うんだろうとか、
子供の頃に読んでいて違和感があった部分の謎が解けたりする。
ところで、ちょうど自分ぐらいの年齢と、それより上とで、藤子不二雄観が違うと思う。
アニメを見ていた順番のせいで、ずっと「オバケのQ太郎」が「ドラえもん」の後の作品だと思っていた。
ひみつ道具も持ってない劣化版「ドラえもん」として「オバQ」を見ていたが、
実は藤子不二雄をメジャーにしたのが「オバQ」だと知ったのは結構最近。
「ドラえもん」は「オバQ」というホームランの後に出た、ウルトラ場外ホームランだったのだ。
(画像は河合克敏「帯をギュッとね!」)
藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 名作秘話編
- 作者: えびはら 武司
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2017/04/27
- メディア: 単行本
2017-04-27 19:20
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