山田孝之に読ませたい!ドラクエ1以前から3発売後まで書かれたコラム集、堀井雄二の「虹色ディップスイッチ」 [ゲーム]
NHKのドラゴンクエストドキュメンタリー番組が昨日再放送されたそうだ。
うーむ、知っていれば録画したのにっ!
さて、前回に引き続きドラクエ関連名著の紹介。
「虹色ディップスイッチ」は作者の堀井雄二のコラム集だ。
パソコン雑誌、「ログイン」で連載されたもので、面白くて死ぬほど繰り返し読みまくった。
なんと連載開始はドラゴンクエスト1の発売前。
「3」の発売後まで、一回のフリーライターが歴史に名を残すゲームデザイナーになるまでをリアルタイムで追いかけられるという意味でも貴重な一冊である。ドラクエのことを語ってる回があったと思えば、その次はダイアルQ2(当時社会現象になった電話サービス)について語っていたりするのだ。こんな堀井雄二の本は2度と出版されないだろう。ちなみにエロゲーについても熱弁をふるっている。
読んでいて思うのは、やはりゲームというものの本質をシンプルな思考で見抜いているということだ。例えば、堀井雄二が選ぶ、つまらないゲームのベスト10というのがあるが、1位は「遅い」だったりする。
巻末には中村光一、宮本茂、さくまあきらの対談を収録。惜しいのは、一部内容が削除されていることである。ドラクエ2でサマルトリアの王子の妹に主人公が刺し殺されるエンディングの話がまるまるカットされていたりするのだ。リアルタイムで連載を読んだことはないのだが、ファミコン通信にコラムが再掲された時はカットされていなかったので気がついたのである。
2017年1月現在、Amazonでは17980円の値段がつけられている。
ゲームデザイナーを志す息子を持つ、お金持ちのお父さんぐらいにしか勧められない。。。電子化してほしい一冊である。
うーむ、知っていれば録画したのにっ!
さて、前回に引き続きドラクエ関連名著の紹介。
「虹色ディップスイッチ」は作者の堀井雄二のコラム集だ。
パソコン雑誌、「ログイン」で連載されたもので、面白くて死ぬほど繰り返し読みまくった。
なんと連載開始はドラゴンクエスト1の発売前。
「3」の発売後まで、一回のフリーライターが歴史に名を残すゲームデザイナーになるまでをリアルタイムで追いかけられるという意味でも貴重な一冊である。ドラクエのことを語ってる回があったと思えば、その次はダイアルQ2(当時社会現象になった電話サービス)について語っていたりするのだ。こんな堀井雄二の本は2度と出版されないだろう。ちなみにエロゲーについても熱弁をふるっている。
読んでいて思うのは、やはりゲームというものの本質をシンプルな思考で見抜いているということだ。例えば、堀井雄二が選ぶ、つまらないゲームのベスト10というのがあるが、1位は「遅い」だったりする。
巻末には中村光一、宮本茂、さくまあきらの対談を収録。惜しいのは、一部内容が削除されていることである。ドラクエ2でサマルトリアの王子の妹に主人公が刺し殺されるエンディングの話がまるまるカットされていたりするのだ。リアルタイムで連載を読んだことはないのだが、ファミコン通信にコラムが再掲された時はカットされていなかったので気がついたのである。
2017年1月現在、Amazonでは17980円の値段がつけられている。
ゲームデザイナーを志す息子を持つ、お金持ちのお父さんぐらいにしか勧められない。。。電子化してほしい一冊である。
虹色ディップスイッチ―ファミコン業界クエスト (Login Books)
- 作者: 堀井 雄二
- 出版社/メーカー: ビジネス・アスキー
- 発売日: 1990/04
- メディア: 単行本
2017-01-08 08:30
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0