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実写版ジョジョの奇妙な冒険を監督する三池崇史は何者なのか?山田玲司の「絶望に効く薬」 [漫画の描き方が書かない漫画の描き方]

ジョジョの実写映画。
こないだ新しい予告が公開されたが、劇中で使用されるビジュアルは一切使用されてないとのことで見ていない。まとめサイトで映画化に対する反応を読んでいると、あまり映画を見てない人たちだなという印象をもつ。自分も最近は見ていないが、年間400本ぐらい見た時期もあって、だいたい理解したつもりになっているので、この映画化に対する正しい反応を書いて見たいと思う。もちろん独断と偏見で。

成功するかしないか?
答え=成功しない。そもそもこんな事を考える事自体が映画をあまり見ていない証拠。何をもって成功するかという問題もあるが、それ以前に曖昧な定義で考えて見ても、成功したと言える映画が何本あるのか。今年で言えばパッと思い浮かぶのが「シン・ゴジラ」に「君の名は。」に「聲の形」だろうか。結構あるじゃないかと思うだろう。そんなものは分子の話だ。分母はその何百倍なのだ。確率的に言えば成功しなくて当たり前なのである。

ミスキャストじゃない?
もっと外見がオリジナルに似た人を使え!なぜいつも同じような俳優を使うのか?という声は必ず上がる。その手の人たちは映画を見てないから演技力など理解できないし、どうでも良いらしい。そもそも完成された映画すら見ないかもしれない。そういう人が見てる数少ない映画は、映画作品全体の上澄み。アベレージの高い作品である。もっとゴミ見たいな映画をたくさん見ていれば、金のあるところに良い役者が集まるというのが分かるはずだ。原作とそっくりな人が偶然達者な役者さんだった、という都合の良い話は無い。あと演技が上手いだけでもダメだ。特に主役を張る役者は華がないと失敗する可能性は高くなる。

三池1.png
監督の三池崇史って誰?
最後にかめはめ波的なぶつかり合いで地球が崩壊するヤクザ映画を撮って、一躍スターになった監督。あまり自分のイメージに固執せず、異常な数をガンガン作っていく印象。。。なのだが、直感力が優れているとでも言おうか。ラフに引いた線でも何か芸術性を感じさせたりもするのだ。自分的には「中国の鳥人」という映画が好きだ。他は。。。正直、どうでもいいのだけれど。
三池2.png
三池監督は山田玲司の「絶望に効く薬」11巻にも登場している。
なぜあれほど作品が作れるのかという理由が垣間見える。
流れに逆らわない。逆らわなければ倍のスピードが出る。どこにたどり着くのかはわからないけども。目的地を決めるから、歩みは遅くなっていく。そして歩かなければ目的地にたどりつくための力も身につかないのである。
三池3.png


絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.11) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)

絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.11) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)

  • 作者: 山田 玲司
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: コミック

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