腐女子の系譜、アニパロコミックスは発売できなくなりました4 [シリーズ]
アニパロコミックス9号で初めて登場したキャプテン翼のパロディは、17号で聖闘士星矢が始まるまで2年間の黄金期を迎える。いざ調べてみると、思ったよりその作品数は多くない。おそらくある程度作品が偏らない編集方針というものがあったと思われる。多くないと言っても、全てを紹介するとキリがないので、印象的な作家を紹介していく。
やぎざわ梨穂はアニパロ黎明期の看板作家の一人。作画技術では突出している彼女も「キャプつば」に参入。外食チェーンの裏側を描いた連載、「戦場で…!?」にて、パロディと言うよりキャラクターをそのまま拝借している。アニパロで好きだった企画の一つ、写真合成漫画も面白かった。
潮藍(うしおあい)は「マンガの描き方教室!!」でキャプつばキャラを講師役に採用。やぎざわに匹敵する、作画技術の持ち主である。最近ブックオフで単行本を見つけて驚いた。今時アナログで描く人がどれだけいるか知らないが、プロを目指す人は一冊持っていても良いのではなかろうか。
制約が少ない投稿作品の方が、キャプつばブームの熱を感じられる。高橋なのはキャプつばのパロディではなく、ファンエッセイと言う独自なスタイルでプロのパスポートをつかんだ。フリートークっぽいことを聞くためだけにお金を払ってもいいと思わせる魅力を持っている。なぜかこの後、NHKドラマのパロディに開眼した。
翼=天然ボケというキャラ付けは珍しくないが、その中で印象的だったのがレイチェルの「きゃぷてんつばか」。幼児にリファインされたキャラクターのギャグ漫画が面白かった。聖闘士星矢ブームが始まるとギャグと並行してシリアスものも手がけるが、そちらも印象深い。途中から共同執筆者が登場するが、唐突な感じで未だに消化不良。若気の至りで彼氏との熱愛ぶりを晒していたのではないかと解釈しているのだが、実際のところはどうなのだろう。そして今どうなっているのだろうか、気になる。
やぎざわ梨穂はアニパロ黎明期の看板作家の一人。作画技術では突出している彼女も「キャプつば」に参入。外食チェーンの裏側を描いた連載、「戦場で…!?」にて、パロディと言うよりキャラクターをそのまま拝借している。アニパロで好きだった企画の一つ、写真合成漫画も面白かった。
潮藍(うしおあい)は「マンガの描き方教室!!」でキャプつばキャラを講師役に採用。やぎざわに匹敵する、作画技術の持ち主である。最近ブックオフで単行本を見つけて驚いた。今時アナログで描く人がどれだけいるか知らないが、プロを目指す人は一冊持っていても良いのではなかろうか。
制約が少ない投稿作品の方が、キャプつばブームの熱を感じられる。高橋なのはキャプつばのパロディではなく、ファンエッセイと言う独自なスタイルでプロのパスポートをつかんだ。フリートークっぽいことを聞くためだけにお金を払ってもいいと思わせる魅力を持っている。なぜかこの後、NHKドラマのパロディに開眼した。
翼=天然ボケというキャラ付けは珍しくないが、その中で印象的だったのがレイチェルの「きゃぷてんつばか」。幼児にリファインされたキャラクターのギャグ漫画が面白かった。聖闘士星矢ブームが始まるとギャグと並行してシリアスものも手がけるが、そちらも印象深い。途中から共同執筆者が登場するが、唐突な感じで未だに消化不良。若気の至りで彼氏との熱愛ぶりを晒していたのではないかと解釈しているのだが、実際のところはどうなのだろう。そして今どうなっているのだろうか、気になる。
Dandy dragon & spring・tiger (ふぁんふぁんシリーズ)
- 作者: 高橋 なの
- 出版社/メーカー: 司書房
- 発売日: 2006/04/25
- メディア: コミック
2016-10-13 18:10
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0