庵野に負けていない?シンゴジの24年前に描かれた島本和彦の「ワンダービット」 [名作紹介]
シン・ゴジラがハリウッド版の日本興収を抜いたとのこと。
監督の庵野秀明と、学友である漫画家の島本和彦の関係は「アオイホノオ」に詳しいが、映画を見た島本氏が同人誌で彼の名誉を讃えている。
ところで、自分は「シン・ゴジラ」を見ている時に、島本氏の漫画「ワンダービット」のようだなと思った。ワンダービットは1巻が92年に発売。「世にも奇妙な物語」のヒットの流れで出てきた漫画で、基本一話完結の島本版「アウターゾーン」だ。
このワンダービットの1巻に怪獣が出てくる話があり、「殺すと生態系に悪影響を及ぼす恐れがある」という考証が斬新に思え、この辺が「シン・ゴジラ」を見た印象とかぶるのだ。もっとも自分は怪獣映画に詳しくないので、このエピソードが実際どれぐらいの価値があるものなのか断定は出来ない。
ちなみに漫画は「怪獣を殺すことは出来ない」→「人間が巨大化して戦う」→「女子プロレスラーが適任」という展開になる。当時、島本和彦は女子プロレスにハマっており、この時期の作品には女子プロネタが多く見受けられる。これがやりたかっただけかよ!と、リアルタイムで読んでいた時は突っ込みを入れた様な気がするのだが、もともとウルトラマンなどは「怪獣プロレス」などと呼ばれることもあるので理に適っている。
このワンダービットは島本和彦黄金期の傑作だと思っている。他の傑作エピソードもそのうち紹介したい。誰か映画化してくれればいいのになーと思うのだが。
監督の庵野秀明と、学友である漫画家の島本和彦の関係は「アオイホノオ」に詳しいが、映画を見た島本氏が同人誌で彼の名誉を讃えている。
ところで、自分は「シン・ゴジラ」を見ている時に、島本氏の漫画「ワンダービット」のようだなと思った。ワンダービットは1巻が92年に発売。「世にも奇妙な物語」のヒットの流れで出てきた漫画で、基本一話完結の島本版「アウターゾーン」だ。
このワンダービットの1巻に怪獣が出てくる話があり、「殺すと生態系に悪影響を及ぼす恐れがある」という考証が斬新に思え、この辺が「シン・ゴジラ」を見た印象とかぶるのだ。もっとも自分は怪獣映画に詳しくないので、このエピソードが実際どれぐらいの価値があるものなのか断定は出来ない。
ちなみに漫画は「怪獣を殺すことは出来ない」→「人間が巨大化して戦う」→「女子プロレスラーが適任」という展開になる。当時、島本和彦は女子プロレスにハマっており、この時期の作品には女子プロネタが多く見受けられる。これがやりたかっただけかよ!と、リアルタイムで読んでいた時は突っ込みを入れた様な気がするのだが、もともとウルトラマンなどは「怪獣プロレス」などと呼ばれることもあるので理に適っている。
このワンダービットは島本和彦黄金期の傑作だと思っている。他の傑作エピソードもそのうち紹介したい。誰か映画化してくれればいいのになーと思うのだが。
2016-08-16 08:38
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0